日本最古の現役蒸気機関車どこ?乗れる場所はあるの?蒸気機関車の仕組みは簡単!

映画でもドラマでも昭和初期時代背景や回想シーンで
よく出てくるのがD51(デゴイチ)蒸気機関車です。

汽笛を鳴らしながら前方にある煙突から煙を出しながら
走っていく様子はレトロを感じさせてくれます。


この記事では、
日本最古の現役蒸気機関車についてや
いまもなお乗ることができる蒸気機関車について
調べて見ましたので

日本最古の現役蒸気機関車の情報を知りたいという方は、
最後まで読んでみて下さい。



それではまず、日本最古の現役蒸気機関車どこ?
情報からまとめていきます。




日本最古の現役蒸気機関車どこ?

日本最古の現役蒸気機関車は
JR九州8620形58654号


大正期に製造された旅客用蒸気機関車8620形で、
現役最古の蒸気機関車。


致命的な故障を乗り越えた結果、
実はかなりの部分で新しくなっている。


現在は「SL人吉」で活躍

SL人吉は車両故障を起こして運航できない時期もありましたが
現在は運航しているので
JR九州の熊本駅から乗ることができます。

乗車料金は全席指定 片道2690円となります。(お子さんは1340円)

時刻・運賃問い合わせ 050-3786-1717(8:00~20:00 )


SL人吉(SLひとよし)とは

九州旅客鉄道(JR九州)が
熊本駅 – 人吉駅間を鹿児島本線・肥薩線経由で運行している、
蒸気機関車 (SL) 牽引による臨時快速列車である。

出典:Wikipedia




8620形(ハチロクニイマルガタ)とは

国鉄8620形蒸気機関車とは、
日本国有鉄道の前身である鉄道院が製造した
旅客列車牽引用のテンダー式蒸気機関車である。


愛称は「ハチロク」。
日本で始めて本格的に量産された旅客用蒸気機関車として知られる。


明治末期に輸入された急行列車用の蒸気機関車を参考にし、
大正3年(1914年)から昭和4年(1929年)までの
15年間にわたり672両(樺太向けのものも含めると687両)製造された機関車。


半数以上が汽車製造会社製造であり、
他には川崎造船所、日本車輌製造、日立製作所、三菱造船所も製造した。

出典:ニコニコ大百科




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日本国内で乗車できる現役蒸気機関車

No.1「SL冬の湿原号」



釧網本線/JR北海道

運転区間:釧路〜標茶(一部は川湯温泉)

列車種別:普通列車・全車指定席

牽引機:C11号171号/C11型207号

運転日:1月下旬〜3月上旬の毎日

運賃・料金:1040円(釧路〜標茶間片道)+800円(指定席券)

発売:全国のJR駅みどりの窓口、ツインクルプラザ、主な旅行会社

備考:川湯温泉まで運転される日は後部にDE15形ディーゼル機関車が連結される。
茅沼駅などでタンチョウの姿が見られることも。


No.2「SLニセコ号」

函館本線/JR北海道

運転区間:札幌〜蘭越

列車種別:普通列車・全車指定席(倶知安〜蘭越間は全車自由席)

牽引機:C11型171号/C11型207号

運転日:9月から11月の土・日曜・祝日

運賃・料金:2420円(札幌〜蘭越間片道)+800円(指定席券)

発売:全国のJR駅みどりの窓口、旅行センター、主な旅行会社

備考:上下線とも小樽駅で機関車のつけ替えが見られ、
上り札幌行きは倶知安駅で給水・給炭を行う。
日曜の下りのみカフェカーでピアノ演奏が行われる。


No.3「SL函館大沼号」

函館本線/JR北海道

運転区間:函館〜森

列車種別:普通列車・全車指定席

牽引機:C11形171号/C11形207号

運転日:GW・夏休みの土・日・祝日など

運賃・料金:900円(札幌〜蘭越間片道)+800円(指定席券)

発売:全国のJR駅みどりの窓口、旅行センター、主な旅行会社

備考:C11形牽引のSL列車で後部にDE15形を連結。

大沼〜森間は、下りは駒ヶ岳回り、上りは砂原回りで運転される。


No.4「SLばんえつ物語」

信越本線・磐越西線/JR東日本

運転区間:新潟〜会津若松

列車種別:4月から11月までの土・日・祝日など

牽引機:C57形180号

運転日:4月から11月までの土・日・祝日など

運賃・料金:2210円(新潟〜会津若松間片道)+510円(指定席券)

発売:全国のJR駅みどりの窓口、びゅうプラザ、主な旅行会社

備考:C57が牽引する12系客車は、オリエントエクスプレスを
イメージした紺色とベージュ色に塗り直され
車内も背もたれが高くクッションの厚い座席を揃え
大正ロマン風の内装に改造されている。


No.5「SL会津只見紅葉号」


只見線/JR東日本

運転区間:会津若松〜只見

列車種別:快速列車・全車指定席

牽引機:C11形325号

運転日:5月・7月・10〜11月の数日

運賃・料金:1620円(会津若松〜只見間片道)+510円(指定席券)

発売:全国のJR駅みどりの窓口、びゅうプラザ、主な旅行会社

備考:真岡鐵道から借り入れたC11形が、旧形客車3両を牽引する。
2007年より5月は「SL会津只見新緑」号、11月は「SL会津只見紅葉」号として運転される。


No.6「SLみなかみ号」

上越線/JR東日本

運転区間:高崎〜水上

列車種別:快速列車・全車指定席

牽引機:C61形20号+C51形498号

運転日:夏休み期間や紅葉シーズンの土・日・祝日など

運賃・料金:950円(高崎〜水上間片道)+510円(指定席券)

発売:全国のJR駅みどりの窓口、びゅうプラザ、主な旅行会社

備考:上越線は高崎から水上に向かって上り勾配が続く路線なので、
下り水上行きなら全区間で力行運転を楽しめる。


No.7「SLもおか号」

真岡鐵道

運転区間:下館〜茂木

列車種別:SL列車・全車自由席

牽引機:C12形66号/C11形325号

運転日:土・日曜・祝日(年末年始運休)

運賃・料金:1000円(下館〜茂木間片道)+500円(SL整理券)

発売:全国のJR駅みどりの窓口、びゅうプラザ、
真岡鐵道久下田・真岡・益子・茂木駅の窓口、関東鉄道上総線の有人駅

備考:1994年の運転開始当初から使用されているのがC12形66号、
1998年に加わったのがC11形325号で、
いずれも静態保存されていた車両を復活させたもの。
祝日は運休日もあるので、要注意。


No.8「パレオエクスプレス」

秩父鉄道

運転区間:熊谷〜三峰口

列車種別:普通列車・指定席と自由席あり

牽引機:C58形363号

運転日:3月中旬から12月初旬の土・日・祝日など

運賃・料金:920円(熊谷〜三峰口間片道)+500円(整理券)or700円(指定席券)

発売:東武トラベル各店、JR東日本のみどりの窓口、びゅうプラザ、秩父鉄道SL停車駅

備考:牽引するC58形363号は1972年まで東北や新潟などの旧国鉄で活躍し、
引退後は埼玉県吹上町の小学校の校庭に静態保存されていた。


No.9「SL急行」

大井川鐵道

運転区間:金谷駅〜千頭駅

列車種別:普通列車・全車指定席(倶知安〜蘭越間は全車自由席)

牽引機:C10形8号/C11形190号/C11形227号/C56形44号

運転日:ほぼ毎日運行

運賃・料金:乗車運賃1850円+SL急行料金820円=2670円

発売:主な旅行会社など

備考:全席指定だが、満席の場合は立席での乗車も可能。
金谷から千頭へ向かう列車の蒸気機関車は前向き、
千頭から金谷へ向かう列車の蒸気機関車はバック運転となる。


No.10「北びわこ号


北陸本線/JR西日本

運転区間:米原〜木ノ本

列車種別:普通列車・全車指定席

牽引機:C56形160号

運転日:2・10・11月の日・祝日、ゴールデンウイークなど

運賃・料金:400円(米原〜木ノ本間片道)+510円(指定席券)

発売:JR西日本の駅みどりの窓口、主な旅行会社

備考:牽引機はC56形160号のほかに、まれにC57形1号も使用される。
下り木ノ本行きのみの運転で、上り米原行きはないので要注意


No.11「SLやまぐち号」

山口線/JR西日本

運転区間:新山口〜津和野

列車種別:快速列車・全車指定席

牽引機:C57形1号/C56形160号

運転日:3月中旬から11月下旬までの土・日・祝日

運賃・料金:1110円(新山口〜津和野間片道)+510円(指定席券)

発売:全国のJR駅みどりの窓口、主な旅行会社

備考:普段はC57形1号の単行だが、主に8月にはC56形160号との重連で運転される。
重連運転時に増結されるマイテ49はフリースペースで、
当該列車の指定席券を持っていれば誰でも乗車できる


No.12「SL人吉」 (日本最古の現役蒸気機関車)

鹿児島本線・肥薩線/JR九州

運転区間:熊本〜人吉

列車種別:快速列車・全車指定席

牽引機:8620形58654号

運転日:おおむね3月〜11月の金・土・日曜・祝日および夏休み期間中

運賃・料金:1850円(熊本〜人吉間片道)+840円(指定席券)

発売:全国のJR駅みどりの窓口、旅行センター、主な旅行会社

備考:牽引機の8620形58654号は大正時代製の現役最古参機で、
2005年「あそBOY」運行中に再起不能といわれた車両故障を起こしたが、
台枠を新製して2009年によみがえった。



以上紹介させていただいた日本の現役蒸気機関車の運転日などは
一般的な情報となっています。

現在、新型コロナの影響で運休をしている現役蒸気機関車があると
予想できますので、運航しているかどうかは
必ず運営している鉄道会社に確認してください。


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蒸気機関車の仕組みは簡単!


蒸気機関車(SL)は、今も昔も子どもにも、パパやママにも大人気です。
私は子どものころ愛知県の犬山市の明治村で座ってのる
小型の蒸気機関車(ミニSL)に乗ってテンションがすごく上がったのを覚えています。


出典:な!ナガオカ

蒸気機関車(SL)は 名称の通り蒸気の力で動く機関車
エンジン・電気は使いません。


燃料となるのは石炭だけで
手作業で石炭をスコップで入れて加熱させて
水を加えて蒸気を発生させることで動きます。


映画やマンガなどで石炭を入れてるシーンは見たことありますよね。


たとえれば、やかんで水を沸騰させると
水の量が多いと吹きこぼれたり、やかんのふたが持ち上がったりします。

蒸気機関車は、この原理を利用しています。

蒸気というは圧力を上げていくことでとても大きな力になります。
やかんの化け物のというのを想像していただければいいです。


こんな話をしながら、親子でSL旅をして
パパがお子さんに熱く語れば
お父さん凄い」って子どもに思われますので
パパの株も、うなぎ登り間違いなし。

特に男の子は蒸気機関車には興味深々です。



蒸気機関車(SL)の構造・仕組み




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蒸気機関車を運転するのに必要な免許は?

蒸気機関車を動かすためには
ボイラーに石炭をいれることが必要です。

ボイラーの中には水と石炭を燃やす釜があります。


蒸気機関車を運転するには
鉄道の運転免許である「動力車操縦者運転免許」と
ボイラーを扱う「ボイラー技士」の両方の免許が必要となります。


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D51(国鉄D51形蒸気機関車)が一番有名


D51 通称 デゴイチ
おそらく日本の蒸気機関車の名称では一番有名な型です。

鉄道のおもちゃで機関車はだいだいD51がモデルになっています。

他にもC型などがありますが
こては、車輪の違いによって分別されています。

動輪(大きな車輪)の数が 3つのものが「C」
動輪(大きな車輪)の数が4つのものが「D」です。


1115両の生産が行われたD51

国内には数多くのD51が静態保存されていますが
動態保存機はJR東日本が所有するD51 498号機と
JR西日本が所有する京都鉄道博物館のD51 200号機の二両しかないのです。

蒸気機関車デゴイチ(D51)健在




日本最古の現役蒸気機関車どこ?
乗れる場所はあるの?蒸気機関車の仕組みは簡単!
まとめ


以上、日本の現役蒸気機関車についてでした。

  • 日本最古の現役蒸気機関車はJR九州8620形58654号
    現在は「SL人吉」で活躍
  • 乗車できる現役蒸気機関車1の
    鉄道会社、乗車区間、運賃などの紹介
  • 蒸気機関車の仕組みは石炭を燃やして
    水との間で蒸気を発生させて動力にしていて
    仕組みはシンプル。
  • 蒸気機関車を運転するのに必要な免許は
    動力車操縦者運転免許」と「ボイラー技士」も必要
  • 日本の蒸気機関車ではD51デゴイチが一番有名。



TAKA