2020年も七夕の季節になり、天の川や彦星と織姫星を見つけるのが楽しみですよね。
天の川は小さな星の集まりなので、都会などの人工の光が強い場所では
観測するのが難しいと言われています。
七夕に天の川を見たければ、郊外の人工の光の少ない場所に行きましょう。
この記事では、
七夕に天の川や彦星と織姫星が見れる時間や位置、
どの方角で見れるのかをお伝えしていきます。
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目次
彦星と織姫星は毎年七夕の頃には、
21時頃に東の空に見えています。
2020年の七夕では夜21時ごろ
「彦星」は東南東の空の「低い」ところに見られます。
「織姫星」は東の空の「高い」ところに見られます。
彦星（牽牛星）はわし座の「アルタイル」のことをいい
織姫星（織女星）はこと座の「ベガ」のことをいいます
どちらの星も1等星なので光の強さは強いため
とても目立っているので、市街地でも見つけることができます
彦星や織姫星とちがい、天の川は小さな星の集まりです
都会などの人工の光が強い場所では
観測するのが難しいです
七夕に天の川も見たい方は、
山や高原、海辺など、人工の灯りがなく
街灯りの影響を受けない場所がオススメです
七夕の頃の日没は、19時くらいですが
太陽が沈んでも、地平線下にある太陽の影響で
空には、ほのかに明るさが残っています
空が完全に暗くなるまでは
残念ながら天の川を見ることができません
深夜に観察することもできますが
七夕の日ということを考えると
お子さんと一緒に見たいという方も多いのではないでしょうか
翌日のお仕事やお子さんの就寝やなどを考えると
21時頃がベストといえます
天の川は空に固定されているわけではありません
星座や太陽や月が、空の中を移動していくように
天の川も時間の経過とともに、夜空の中で少しずつ位置を変えていきます
七夕の日の天の川は東の方角で見ることができます
天の川の両岸には1等星の彦星や織姫星が輝いていますので
目印にされるのがいいです
見るべき方角を知っていても、
実際に空の下でどっちを向いたらいいのかわからなくなることがあります
そんなとき、持っていると便利なのが「方位磁針（コンパス）」
スマホにアプリとして入っている方もいると思います
天体観測での方位磁針（コンパス）は必需品となります
肉眼では雲のように見える天の川ですが
レンズ越しに見ると、星がいっぱい見えます
まるで陽の光を反射してキラキラと輝く川面のように
天の川もきらめいて見えますので何度見ても感激してしまう、美しい光景です
双眼鏡もあると感激度も倍になります
天の川は時間帯を選ばなければ
春でも秋でも冬でも1年中、観測することができます
ただ、見ごたえがあるのはやはり夏になります
理由は夏の星座として知られる「いて座」付近の天の川が
もっとも幅広くて明るく輝いて見えるからです
庭から見える天の川銀河撮影 天の川銀河のタイムラプス
以上、七夕に天の川2020観測 彦星と織姫星についてでした。
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