山奥ニートとは?生活費はどうしているの?どんな場所で暮らしているのか気になる!
最近、「山奥ニート」という言葉をよく聞きますよね。
『世界一受けたい授業』でも取り上げられました。
「山奥ニート」は
和歌山県の限界集落で集団生活を営む人たちのこと。
山奥ニートというぐらいですから、ニートの方が
山奥で生活していると想像できます。
でも、ニートとなると収入はないです。
どのように生活しているのか
気になりましたので調べて見ました。
この記事では、
「山奥ニート」について生活費や
何人ぐらいで暮らしているかなどの
情報についてについてまとめました。
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目次
山奥ニートとは?暮らしている場所は?
「山奥ニート」は、
和歌山県田辺市の最寄り駅から、
バスを乗り継いで約1時間半の場所にある限界集落で、
10~30代のニート15人で共同生活を送っています。
「山奥ニート」が生活されている詳しい場所
NPO共生舎(和歌山県田辺市)
所在地:〒646-1332 和歌山県田辺市五味240−10
「山奥ニート」の運営は
NPO法人「共生舎」が行っている。
【ニート】No.25-1 山奥ニート 前編 限界集落で暮らすニート達
山奥ニートは生活費はどうしているの?
山奥ニートの方々は、
村の住民から農作業の手伝いを依頼されたり
近くの旅館やキャンプ場で働いたりして
各自月2万~3万円程度で生計を立てている。
中にはブログ運営で広告収入を得てる方もいます。
山奥ニートとは何人ぐらいでどんな暮らしをしているの?
山奥ニートは一種のシェアハウス
現在、住人は15人で年齢は10~30代。
人に1部屋でそれぞれ個室があります。
住んでいる人数は以下の通り。
- 小学校の分校だった木造平屋に10人
- そのすぐ隣の、職員宿舎だった2階建ての家に4人
- 同じ集落内に借りた一軒家に1人
1.の木造平屋は10人以上で集まっても、十分くつろぐ余裕があるので
誰かとしゃべりたいと思った山奥ニートたちは
ここに集まってテレビや映画を見たり、ゲームで遊んだりする。
どの部屋でもここでは、1ヶ月に払う家賃は変わらない。
というのも、ここに住む場合、家賃はゼロ円。無料なのです。
お風呂やトイレもちろんありますし
電気も通っています。
ゲームやインターネットもできる環境。
山奥ニートには暗黙のルールがある
- 自分が使った食器はすぐに自分で洗う
- 月に数回、夕食を作る
- 半年に一度、全員で大掃除する
- 集落の行事には参加する
など。
これらは誰かがそうしようと言ったわけではなく
自然発生的に、気がついたらみんながそうするようになっていた。
山奥ニートの石井あらたさんの書籍
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石井あらたさんについて
ひきこもりとなって大学を中退し、
ネットを通じて知り合ったニート仲間と
2014年から和歌山の山奥に移住。
以来、駅から車で2時間の限界集落に暮らしている。
月の生活費は1万8000円。
収入源は紀州梅の収穫や草刈りのお駄賃、
ブログの広告収入など。
インターネットさえあれば
買い物も娯楽も問題なし。
リモートの可能性をフル活用し
「なるべく働かず、面倒くさい人間関係から離れて生きていく」を
実現したニートが綴る5年間の記録。
書籍の抜粋
「はじめ」により抜粋
当時、僕は立派なひきこもり。
浪人、留年、中退と三重の親不孝を重ねて、
その挙げ句ひきこもり。
バイトすら上手くできなくて、
この社会ではどうにもやっていける気がしない。
社会の歯車にもなれない僕に、生きる価値がない。こんなクソみたいな世界、早く滅びないかな。
そう思って過ごす毎日。
そんなときに、山奥にニート・ひきこもりを集める計画を知りました。自分を必要としない世界なんか、こっちから願い下げだ。
自分で、新しい世界を作ってやる。
僕はこの世界を捨てるつもりで、
彼女も贅沢も人との繋がりも諦めて、山奥に住むことにしました。ところが、それから6年経った今、僕には妻がいます。
お金はありませんが、
ひきこもりのころよりずっと良い食生活をしています。
街からは遠く離れているけれど、
人との繋がりは強くなりました。
(略)
やっていることは、ひきこもりだったころと同じなんです。アニメ見て、ゲームして、SNSして、寝る。
ある意味では、僕はまだひきこまったままです。
村おこしとか、ビジネスを立ち上げるとか、
そんな能動的なことはしません。
ただ、ひきこもる範囲は自分の部屋から、
この集落に広がりました。
出典:Amazon
山奥ニートについて、ネットの意見は?
すごく運が良くて贅沢だなって思う。
だからこそ、これを超える場所や経験は今後の人生で
二度と得られないのではって感じがする。青春にはなっても余生を送るにはちょっと厳しい気が、人も住まいも。
ストレス無く生きて、楽しかったら人生はいいとは思うけど、
病気や急にお金が必要になれば苦労するしなー何より、親が、体調が悪くなったりしても頼られない人も困るわ
どのように生きようが個人の勝手だが、
10~30代の若い人たちがろくに働かず大した生産性も備えてないことは、
私個人としては非常に残念に思う。労働人口が減少している中、憂いを感じる。
好きにしたらいいと思うけど。
全部読んでないけど。結局、普通に暮らしてる親がいたり、
ある程度資産や貯金があったりといつここを出ても
生活に困らない余裕さがある。ただ世間から逃げてぬるま湯に漬かってるだけなのに、
人とちがう俺たちカッコええ~って勘違いしてる痛々しさ。本当の意味で大人になったら恥ずかしいから、
あまり配信しない方がいいんじゃないかな。
新たな生き方への啓蒙活動にも、思えます。
今の時代、こう言った生き方のが、人間らしく感じてしまうのは、確かですね。
家賃はただかもしれないが食材や光熱費などはどうしてんだ?
何でお金を稼いでるんだ?
その生活を何年続けるんだ?
そして自分たちが50ぐらいになって気付く。
こういうのは若い時にやるから楽しいんだと。
そのうち派閥ができて争いに発展しそう
病気になったら
どうするの?
国民の義務を果たして下さい。
出典:Yahoo!ニュース
山奥ニートとは?生活費はどうしているの?
何人ぐらいでどんな場所で暮らしているのか気になる!
まとめ
以上、山奥ニートについてでした。
- 山奥ニートとは
NPO法人「共生舎」が運営をおこなっている
廃校で生活するニート集団のこと。 - 月2万~3万円程度で生計を立てていて
各自、農作業の手伝いで収入を得ている。 - 家賃は無料。
- 住人は15人で、年齢は10~30代。
- 山奥ニートの生活では暗黙のルールがあり
各自ルールを守っている。 - 山奥ニートのひとりの石井あらたさんは
書籍を出版している。
日本ではいつからかニートという言葉が定着しました。
山奥ニートの方たちは働いてもいますので
厳密的にはニートではないですが
山奥に行くことで働けるようになったとしたら
とても良いことですよね!